こんにちは!
執筆者のれいかです。
↓ 今回のお悩みはこちらになります。
SNS疲れです。何時間も画面と睨めっこして「なんのためにやってんだろ?」と時々分からなくなります。
フォロワーが多くなるほどこれを感じるようになってくるものです。
ネット漬け、中でもSNSは使い方を間違えると毒です。むしろやめてしまった方が良い人だっていますよ。
今回は「SNSは本質を失った」という話になります。
この記事の一部は音声放送でもお話ししました。興味のある人はどうぞ。
この記事を書いている私は、「夜のお店のキャスト」として13年間、総接客数15,000人のキャリアを積み上げ、Kindle本の執筆も行いました。
というわけで本サイトで語る内容は、実際に私が多くの体験から得た「生きた答え」をアウトプットしています。
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インフルエンサーでさえSNSをやめる理由

あるインフルエンサーがSNSをやめました。
理由は、
・情報が溢れすぎて投稿が伸びにくい
・数字に意味の無さを感じてきた
・時に小石を投げられ病んでしまう
すごく本質的な問題ですよね。
まさに「時代の空気」を正確に読んでいるなぁと感じました。インフルエンサーだけでなく、長らくSNSをやってきた人が感じている変化。したがって私も同じ意見です。
もしあなたにも該当するなら、SNSとの向き合い方を考え直すイイきっかけとなるでしょう。
❶ 情報の飽和
SNSでは似たような発信が増えすぎていて「どれだけアルゴリズムに好まれるか」で露出が決まる状況。
つまり、個人の熱意よりプラットフォームの都合が強くなっているのです。
トレンドのワードを使えばインプレッションは上がりますが......、
それ狙いでみんな同じような投稿をするので、良いことを言っても数の暴力に飲まれて多くの投稿は沈んでしまいます。
「何を言うか」ではなく「誰が言うか」
試しに有名人と同じ内容の投稿をしてみると良いでしょう。
ざっくりと次のような差が出るのではないでしょうか。
あちらは10万インプレッション、5000いいね。
だとしたら、
フォロワー1000人程度の人だったら、300インプレッション、30〜50いいねと言ったところでしょう。
つまり「何を言うか」ではなく「誰が言うか」。ネットは特にこれが重要なんです。
すでに数字を持っている有名人でさえ「自分も今のままでは量産された情報の底に沈むだろう」と危惧していると言います。
❷ 数字の虚しさ
一方で、低インプレッションにも関わらず「たくさんのいいね」が常に付く人がいるとしたら、それはカラクリがあるかもしれません。
と言う流れです。
さらに言えば、大量のいいねを押してもきちんと投稿を読んでいないため、リプライに関係ない話をして相手をイラッとさせます。
これでは時間の消耗でしかありませんし、心だって疲弊しますよね。
SNS疲れの正体=失った目的
もちろんインフルエンサーはそんなことをしなくても自動的に数字は伸びます。
そして彼らに続けとバズを狙い、影響力を持ちたいと考えるようになるわけですが、その目的は何でしょうか?
・バズってどうするつもりか?
・その方法で長く続けられるのか?
・ビジネスに繋げるつもりなのか?
可視化された数字だけを追い、目的のない行動は継続が難しくなります。さいごは虚しさだけが残るでしょう。
これがSNS疲れの正体の一つです。
心当たりがある人、いるのではありませんか?
中身と数字は比例しない
フォロワー数や「いいね」は一見わかりやすい成果のようで、中身とは比例しません。
中身とは、人とのつながりや信頼、影響力などですね。
私のエックスのフォロワーは1300人ほどしかいませんが、それでも1000人越えの人たちと繋がっている実感はあるか?
完全にNOです。たぶん300人に減らしても肌感覚は変わらないでしょう。
それくらいSNSの数字なんて実態はスカスカなのです。
❸ 別の次元で整えたい
SNSをやめたインフルエンサーはどうしているのでしょうか。
黎明期の「誰でも伸びる」時代は終わって「露出より信頼」を大切にする流れになってきています。
こうした背景から、SNSをやめた彼らは一歩引いて自分の世界を整えています。たとえば限定的なコミュニティの開設やメルマガ配信などですね。
必要な人に深く響かせる
最近気づいたことがあります。
たとえば音声配信でファンを増やして公式LINEを作り、オンラインでお悩み相談をやっている。
こうした人が散見されるのですが、エックスをやっていない、やっていてもフォロワーは数百人だったりします。
人との繋がりを「やめた」のではなく、発信の軸を変えた、エックスに頼りすぎない方法を見出したと言うものです。
「拡散」にこだわらず「必要な人に深く響かせる」方向へシフトしている。
私もこれで行こうと考えています。
AIを超える表現=魂の開示

せっかくフォローワーを伸ばしても、心を消耗してSNSをやめてしまうなんてもったいないですよね。
こうして一歩下がる人もいる一方で、それでも引き続きSNSをやめずに伸ばす人もいます。同じインフルエンサーでも大きな違いがありますよね。
■ フェードアウトするインフルエンサー
過去に数字を伸ばした方法
↓
価値がなくなった。AIの台頭と情報飽和が原因
↓
自分が成功した方法以外に手段がわからない
■ 生き残ってSNSを伸ばしているインフルエンサー
自分の体験、ホンネ。とにかく人間臭い部分を売りにしている
↓
自分の環境はこうだ、見たものはこれ、感じたことはこれだった
↓
と、ドキュメンタリーに語れる
これってもう魂の開示と言って良いでしょう。AIを超える表現とは正にこれなんです。
AIに出せない答えを表現する
魂の開示。まぁ、ここまで高尚な意識はなくても、最低限のコミュ力と自己開示は必要です。
たとえば就活を例にあげましょう。
エントリーシートに気の利いた文言を羅列しても、実際に面接したら人間性が見えない。なんか違うぞ。大抵はこれで落とされます。
正直、書類選考で通った段階はみんな同じレベルなのです。あとは会ってみないとわからない。
必要な差別化は「魂を開示できるか?」にかかっているんです。
↓
AIが答えられない部分なので、勝機はここにあります。
コミュ障のリアルは厳しくなっていく
かつてはコミュ障でもネットビジネスが可能で、彼らにも自分の居場所があったというものです。しかし今後はその弱点が再び足を引っ張ることになるでしょう。
くり返しですが、これからは、AIに出せない答えを持っている人が価値を見いだす時代です。ていうかもう始まっています。
私もどこまで自分をさらけ出すことができるか?ここが「発信を続けられるか止めるか」のカギとなるでしょう。
SNSやネットビジネスで生き残るには、堂々と恥をかくこと

というわけでインフルエンサーも笑っていられなくなりました。
そう、AIの台頭ですからね。彼らがコンテンツを発信しなくても一瞬で回答が出る時代です。
しかも無料版でも精査された情報を手に入れることが可能。皮肉な話、彼らが丹精込めて作り上げた過去の情報商材は無料レベルにまで落ち込んでしまったのですから。
「AIを学ぼうビジネス」は浅い
そんなネットで荒稼ぎしていた人たちが今は「AIを学習して稼ごう!」なんて、次のフェーズに乗り換えています。が、厳しいでしょう。
実際に私も「AIを学ぼう」的なオンラインセミナーに参加しましたが、「寝言は寝てから言え状態」でした。
結論、彼らは「AIをうまく利用してスピーディーにコンテンツを作ろう」くらいしか言えないのです。
で、みんながAIに命じて記事や投稿文を書かせて、同じような内容がネット上を埋め尽くす。そこに人の温もりは一つもありませんよね。
抽出された文章の言葉を変えても意味は同じです。そこに魂を吹き込む作業を忘れてはいけません。
人の心はイレギュラーだらけ
しつこいようですが、これからの時代に何が勝つのか?SNSやネットビジネスで生き残るには?
すでに語りましたとおり、
AIが出せない答えを持っている人です。
人の心や体験、感情はそれぞれ違う形で潜んでいます。魂の領域までデジタルは抽出でき無い部分です。
もっと言えば、堂々と恥をかける人なんです。
たとえば、恋したあの子は僕の事どう思っているだろう?
そんなことをAIに聞いても統計の寄せ集めしか出てきません。おおよその参考資料としてとどめてほしいと思います。
だって人の心って、イレギュラーな部分が多いですよね?
忘れないで欲しいです。
友達を作るのが先
失敗を恐れてAIに答えを求め続けた結果「大失敗」という悲しい恋バナを耳にします。
どうせ失敗するなら自分の思いを素直に表現して傷つくべきなんです。
人の成長はそうやって積まれるものです。人への思いやりだって傷を知っているから生まれてくるものですからね。
だから堂々と恥をかいてください。
おそらく恥を恐れてデジタル情報に貼り付く人は友達がいないのではありませんか?
まとめ
いかがでしたか?今回は「SNSは本質を失った!AIと情報飽和に勝つこれからの価値観とは?」というタイトルでした。
さいごに記事をまとめますね。
インフルエンサーでさえSNSをやめたくなる理由は主に3つです。
- 情報の飽和
- 数字の虚しさ
- 別の次元で整えたい
これによって「拡散」にこだわらず「必要な人に深く響かせる」方向へシフトする人が増えています。
AIは何でも答えてくれますが、一人ひとりの感情や体験は抽出できません。
これから価値を見出す人は「AIに出せない答え」を表現できる人で、特にSNSやネットビジネスでは顕著となります。
AIに出せない領域を表現するためには「堂々と恥をかけること」が重要です。これは魂の開示と言っても良いでしょう。
さいごまでありがとうございました。
私たちは温度を持った人間です。温かく生きましょう、れいかより。
