体験談とコラム 大人男子の生きがい

消えたい?「生きていればなんとかなる」には4つの条件がある話

こんにちは!
執筆者のれいかです。

↓ 今回のお悩みはこちらになります。

生きていれば何とかなるものなの?

ハイ、「生きていればなんとかなる」は本当です。しかしそれには条件があるよ、という話を進めていきます。とはいえ難しい話ではありませんので身構えなくてOKです。

ただ注意して欲しいことがあります。

重要

本気で「消えたい」と考えている人にはこの記事は参考にならないかもしれません。「生きたい」と思っている人が読んでください。

さて、先日私はXで次のような投稿をしました。

■ 投稿内容

この投稿のポイントはこちらです。

投稿のポイント

  1. 命さえあればOKの意味を知る
  2. 人生は逃げ切れる
  3. 自分が大きく咲ける場所を探す
  4. 変化を受け入れる柔軟さ

タイトルの通り「生きていればなんとかなる」は本当です。上の4つのポイントは、そのまま「4つの条件」に置きかえられます。

順に解説していきますね。

この記事を書いている私は、「夜のお店のキャスト」として13年間、総接客数15,000人のキャリアを積み上げ、Kindle本の執筆も行いました。

というわけで本サイトで語る内容は、実際に私が多くの体験から得た「生きた答え」をアウトプットしています。

出版物はこちらから確認して下さい。AmazonのKindleページにジャンプします。

❶ 命さえあれば万事OK!その意味を知る

この話は音声配信スタンドエフエムでもお話ししました。よかったらこちらもお聴きください。

さて、命さえあれば万事OK。それは、どんな逆境にあっても命があるだけで十分なのだという考えです。

そして私が強くそう感じている理由は次のとおりになります。

  • 私たち夫婦の死生観の一致
  • 私自身が死にそうになったから

どういうことでしょうか、説明しますね。

消えたいとか言うな

はじめに、私たち夫婦の「死生観の一致」について説明しますね。

まず主人のことですが、彼は小学生の時にお母さんを病気で亡くしています。以後、父子家庭として育ったわけですが、これがどんなに大変なことか、想像に難しくないと思います。

そして私ですね。父は50代で他界しました。同じく病気です。私の書籍には毒親だったことは書いていますが、彼の死に関しては記していません。実は志半ばでこの世を去っているのです。

何が言いたいかといいますと、

生きたくても生きられない人がいる。

私たちはそんな無念の人を目の当たりにしているのです。

生きたくても生きられない人。病気の他にも、事故、戦争、事件に巻き込まれたなど、道半ばで亡くなってしまう人はたくさんいます。

で、私たち夫婦の死生観の一致とはこうです。

ふたりの死生観

生きたくても生きられない人がいることを忘れずにいたい。
だから『死にたい』と訴える声にただ同調することはできない。

その辛さは分かりますが、生きられない人がいるという事実を踏まえると「消えたいとか簡単にいうな」と、少し怒りをおぼえることもあります。

素直に「生きたい」と言おう

ただし、生きたい、困難を乗り越えたいと頑張る人を見捨てることはしません。その人が人生を投げない限りは味方になりますし、できる限りのサポートはしたいという考えがあります。

多くのケースは、消えたいとか死にたいという言葉を放っても本心ではありません。

本当は「ちゃんと生きたい」のに生き方がわからない、考える事をやめたから「消えたい」と人生を投げているわけです。

素直に「生きたい」と言いましょう。それが人生が変わる第一歩です。

意味があって生かされている

それから、私が死にかけた話ですね。

ちょっとセンシティブな話になりますが、実は私、コロナワクチンを接種したその日、救急搬送されて走馬灯を見た人間なのです。

これってどんなに恐ろしいことか分かりますか?

まだ幼い息子を残して逝かなきゃならないのか。今あの子は幼稚園で笑っている。
ああ.....、この子を主人が1人で育てられるのか。

私は実家とは疎遠、ワンオペで育児。義母は他界、義父はすでに認知症の懸念がありました。

もう絶望しか無いし、過去の懺悔が走馬灯と共によぎります。

でもね、何とか一命を取り留めました。その後1年間くらい体調が悪かったのですが、今こうして好きな文章を書いて過去を語ることも出来ています。元気になりました。

だから生きているだけで本当に嬉しいです。息子の成長を見れる事が、主人が安心して会社に行ける事が本当に嬉しいんです。

生きていればなんとかなる。私は意味があって生かされているんだ。

そう実感している毎日を送っています。

というわけで、命さえあれば万事OK。これを強く感じている理由を説明させていただきました。

命さえあればの理由

  • 生きたくても生きられない人を知っているから
  • 自分自身が死の淵を彷徨ったから

補足:生きてるだけで丸儲け

85年に起きました、500人以上の命を奪った日航機墜落事故はご存知でしょうか。若い人でも8月にばれば毎年ニュースで報じられているため知っている人も多いと思います。

ではこのお話は知っていますか?

明石さんまさんがこの飛行機に乗る予定だったこと。

しかし予定変更でこの便には乗らなかったことから「生きているだけで丸儲け」という座右名ができたわけです。

そして娘さんは「生きているのイ、丸儲けのマル」。これを組み合わせてイマルさんと命名したという話です。

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「命さえあれば万事OK!」

個人的な体験が理由でこれを語らせていただきました。

しかし命や健康というのは、自分が大きな経験をしないと説得力を持って語れないものだと思います。

だからくり返しておきます。

私たちは、ただ生きているのではない。意味があって生かされています。

❷ 人生は逃げ切れる!その意味は?

「生きていればどうにかなる」

この言葉は「人生は逃げ切れる」の言いかえでもあります。この場合の「逃げ切る」とは、問題に立ち向かわず逃げる卑怯者の話ではありませんよ。

困難に打ち勝った時って、乗り越えたというよりも「逃げ切ったぞ!」といった感情の方が強いって思うんです。経験がある人なら分かるのではありませんか?

そもそも国ガチャで当たりを引いている

極論になりますが、幸いにも私たちは80年間戦争をやっていない国に生まれました。それだけでも有利な環境を手に入れてたことは確かです。

つまり日本に生まれた時点で「健康で文化的な生活」と「長生きの可能性」を与えられた、逃げ切りやすい場所にいるわけです。

経済的に衰えていく日本ではありますが、今のところはまだ「国ガチャ」で当たりを引いていると言えましょう。

そんな背景であなたの過去を振り返ってみましょう。逃げ切った出来事の数々を。これからも人生はどうにかなります。

とはいえ仙人でも聖者でもない

いくら国ガチャで当たったとしても、それで満足して人生を過ごすのは現実的ではありませんよね。私たちは仙人でも聖者でもありませんから。

どんなに恵まれたセレブの人たちだって、幸せを感じられない精神状態になることは普通にあります。

というわけで、ここでは「人生を逃げ切るための思考法や行動」をお話ししておきましょう。

未来を変える簡単な方法

時々こんな事を聞きませんか?

どんなに苦しい時期も、時間がたてば状況や環境は変わる。

本当でしょうか?

これ、半分はキレイゴトなんですよね。ただじっとしているだけでは自分は取り残されてしまい、生きる屍になってしまいます。

じゃあどうすれば良いのでしょうか?

「小さな行動」の積み重ね

ではキレイゴトで終わらせず乗り切るには?

それには小さな行動が必要になります。そう、小さくて良いんです。「少し今の生活をゆする」だけで変化は訪れます。

たとえば、

  • 毎日の生活リズムを整えなおす
  • 新しい知識を1日5分だけ触れてみる
  • 気になっていた人に一言だけ連絡する

こうした「小さな行動」を生活の中に取り入れて、それを積み上げていきましょう。これが変化のきっかけやヒントになります。

完璧でなくても、逃げ切ったモン勝ち

たとえばゴールを決めてジョギングをするとしましょう。

そこで途中で水を飲んだり、歩いたりすることは失敗ではありません。

ゴールまでの道のりは完璧である必要はありません。何とか乗り越えて悪魔的な状況から逃げ切れば勝ちなんです。

注意:その小休止、飛べなくなるかも

注意したいのが「転んだら負けだ」と思っている人が多いことです。

プライドが高い、失敗が怖い、ものごとを勝ち負けで決める。これは圧倒的に男性に多いもので、一度の失敗がトラウマになって、怖くて行動できなくなる人もチラホラ。

こうしたタイプの人には気をつけて欲しいことがあります。

どうしていいかわからず一旦「小休止」するは良い事ですが、その羽休めが長すぎると飛べなくなります

一度その戦いから離脱すると再挑戦が怖くなるかもしれません。もしくは、どうでもよくなり投げてしまいます。また失敗が怖いから。

なので小休止には期間を設けましょう。繰り返しですが、羽休めが長すぎることで飛べなくなります。

逃げ切った先に待っているもの

断言しますが、必死に生き延びた先には、穏やかな時間や小さな幸せが必ず訪れます。

逃げ切ることが人生最大の幸せだと感じているのは、私の過去がまさにそうだったからです。

苦しかった毒親(特に母親)との生活からうまく逃げ切りました。生き方が分からず借金もしましたが完済、逃げ切りました。

悪質な風俗店で働いてしまった経験もありました。しかし「こっちが正しい道だよ」と教えてくれた人のおかげで最悪の可能性から逃げ切りました。

このまま業界で身を滅ぼすのかと未来への懸念がありましたが、良い出会いがあり結婚、業界を卒業することができました。

こうして私は、まさに逃げ切り逃げ切りの繰り返し。生き延びた先には穏やかな時間が待っているのでした。

❸ 自分が大きく咲ける場所を探す

生きるためには良い環境選びも必要です。

その職場、友人関係、家族関係、あなたを取り巻くその場所は本当に大丈夫ですか?

もしかすると上手くいかないのは環境が合っていないのかもしれません。

このお話は音声配信スタンドエフエムでもお話しました。興味のある人は後ほどどうぞ。

その環境で咲ける?

「命さえあれば万事OK」という話をしましたが、とはいえ「ただ生きるだけ、漫然と年齢を重ねるだけ」では「幸福度」は上がりませんよね。

私たちは仙人でも聖者でもありませんから、幸せだなぁって感じる瞬間が欲しい生き物なんです。

幸福度を上げる方法はたくさんありますが、本記事では「自分が大きく咲ける場所」を探す。これをおすすめします。

ただ、勘違いしないでほしいことがあります。自分が大きく咲けるとは「大活躍する」という意味ではありません。

自分が大きく咲ける場所

  • 自然と笑顔が出る
  • 自信を持てる

大きくはこの2つに集約されます。あなたはどこで咲かせますか?

注意:本当に環境のせい?

注意点があります。

環境をいくら変えても満足しない、自分が輝けないとしたら?

あなた自身に輝けない原因があるはずです。うまくいかないのは環境のせいなのか、自分自身に原因があるのか?冷静に客観視をしてください。

違和感をスルーしなければ答えにたどり着きます。そして素直に咲けない理由を認めましょう。そうじゃないとあなたの人生はこのままです。

❹ 変化を受け入れる柔軟さ

少しここまでをおさらいしましょう。

「生きていればなんとかなる」には4つの条件がある!とタイトルを打っていますが、その条件を3つまで解説しました。

  1. 命さえあれば万事OKの意味を知る
  2. 人生は逃げ切れるの意味を知る
  3. 自分が大きく咲ける場所を探す

ここまで理解できたら幸せ確定です。

でも人生とは皮肉なもので「この状態がずっと平和に続く」とは限りません。どんな人でも変化が必要な事態は訪れます。

というわけで4つ目は「変化を受け入れる柔軟さ」です。これができたら あなたの人生はイージーモードで進みます。

変化に抵抗しない

抗えない時代の趨勢(すうせい)だったり、自分の年齢が原因だったり。どうにもならない事態が起きればそれに応じて変化するしかありません。

しかし人間は、良い時期が長いと変化することに抵抗します。

もっと言えばこうです。

たとえ悪い状況でも長く引きずれば、それに慣れてしまい受け入れて生きるようになります。「変わる努力」よりも「開き直ったほう」が楽になってしまうから。

こうした体たらく?は、特に30代後半以上で顕著になっていきます。

「人の生き方だ、好きにさせてくれ」と思う人もいるでしょう。それはおっしゃる通り。

とはいえ、なぜ「変化を避ける」のが危険なのか?これを知っても尚、好きにさせてくれとおっしゃるのなら止めません。

なぜ「変化を避ける」のが危険なのか?

なぜ「変化を避ける」のが危険なのでしょうか?これには3つあります。

「変化を避ける」のが危険な理由

順番に解説しますね。

がまんは慣れるけど同時に鈍化する

良くない状況は、がまんし過ぎると慣れてしまいます。そして「これが普通」と脳が勘違いを起こすようになっていきます。

言いかえると、自分で自分を洗脳してしまうというわけです。シンプルにこわい。

洗脳状態になれば、気力や感性までも鈍っていきますので、結果的に本来の自分の可能性を閉じ込めてしまうのです。

現状維持は退化と同じ

先ほど「羽休めが長すぎると飛べなくなる」と語りましたが、これにつながる話になります。

■ なぜ現状維持が退化と同じなの?

あなたが休んでいる間も環境や社会は常に動いています。自分だけが止まっていると、実際には「後退」しているのと同じです。

というわけで、羽休めは「自分が追いつける程度」の期間にとどめましょう。

「変わらない後悔」は重い

「変わる勇気」よりも「変わらない勇気」の方がダメージが大きいものです。

歳を重ねてから「なぜあの時、変えなかったのか」と振り返る後悔は、とても大きくのしかかります。

がまんに慣れて、鈍化して、退化した結果が「後悔」なのです。

なので、小さな一歩でいいので「今変わる方が、未来の自分に確実なプラス」になります。

この手の後悔は特にアラフォー以上の独身男性に多く見受けられます。失礼ですが若い人は肝に銘じておきましょう。

■ 望みはあります

じゃあ「おじさん、おばさんは手遅れなのか?」といえば、そうではありません。

年齢性別に関係なく「変わる勇気」で変化します。

もちろん歳を重ねると、跳躍力や持久力、とにかく様々なパワーがダウンしますが、変化は可能です。

少しずつでOK

小さな変化の積み重ね。これで結果的に大躍進に繋がります。

ここは一縷の望みにかけて頑張ってみませんか?

まとめ

いかがでしたか?最後にまとめますね。

「生きていればなんとかなる」は本当です。ただし、それには4つの条件があります。

4つの条件

  1. 命さえあればOKの意味を知る
  2. 人生は逃げ切れるの意味を知る
  3. 自分が大きく咲ける場所を探す
  4. 変化を受け入れる柔軟さ

かくいう私はこの4つを心得ているので生きていて快適ですよ。ぜひ皆さんもマネしてください!

■ 命さえあればOK

意味があって生かされていると心得ましょう。

■ 人生は逃げ切れる

逃げっ切った後の爽快さとは、頑張った人にしか見えない景色なのです。

■ 自分が大きく咲ける場所

ただし上手くいかないのが環境のせいか?冷静に。

■ 変化を受け入れる柔軟さ

スタートの時期を決めて休みましょう。

というわけで、どれも難しい話はしていません。今すぐ身につけることができる思考法だったのではありませんか?

これを読んでいる皆さんの人生が良いものになりますように。

そう心から願っています。れいかより。

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