こんにちは!
執筆者のれいかです。
↓ 今回のお悩みはこちらになります。
30歳になりましたが先日フラれちゃいました。もう僕には無理なんでしょうか、立ち直れません。
恋愛の失敗って、想像以上に心に響きますよね。
特に30代〜40代になると、若い頃のように「次があるさ」と軽く流せなかったりもします。
フラれた事が、まるで自分の価値を否定されたようにも感じてしまう。「もう恋愛はいいや」なんて思う瞬間が、誰にでも一度は訪れますよね。
結論からですが、「忘れたいこと」は、ちゃんと悩み切った人から順に、忘れられるようになってる。
これです。
この記事では「恋愛でうまくいかなかったあと、どう立て直すか」のマインドセットをお話しします。恋愛だけでなく、人生のあらゆる場面に置き換えることができますよ。
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この記事を書いている私は、「夜のお店のキャスト」として13年間、総接客数15,000人のキャリアを積み上げ、現在は音声配信やKindle本の執筆も行っています。
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【重要】失恋後のマインドセットが未来のカギ

大人の恋愛は、学生時代のように軽やかではありませんよね。「この人を逃したら次はないかも」と思てしまうかもです。
一度の失敗が「最後のチャンスを逃した絶望」みたいな?
でもそれは決してあなたが弱いからではなく、真剣に人を想っていた現れです。まずは、傷ついた自分を責めないでください。
ここでは、終わった恋愛を忘れて未来に進むためのマインドセットを解説します。
飽きるまで過去を突き詰めよう
大人の恋愛。一度の失敗が重く感じる理由を掘り下げてみましょう。
え、掘り下げる?
もう思い出したくもないけど、その割にクヨクヨ考え続けちゃうよな......。
そうそう、クヨクヨしているんですよね?
もう少しそのクヨクヨを深く突き詰めてみましょうよ。傷口に塩を塗るようですが効き目ありなんです。
どういう事かと言いますと、
しっかり思い出して過去を反芻(はんすう)すれば、そのうち飽きてきます。
考え続ければ、疲れてきて「なんでこんなに悩んでたんだっけ?もういいや」と、他のことを考えたくなります。
実は忘れたい事って、とことん飽きるまで突き詰める方が傷心脱却への近道なのです。
しかし翌日またクヨクヨしてしまう、といった繰り返しがしばらく続くと思いますが、その気持ちから逃げず、しっかりしっかり過去を悔やんで欲しいと思います。
すると、本当にどうでも良くなってきますよ。これが未来への第一歩です。
恋愛のデメリット
ところで恋愛のデメリットってなんだと思いますか?
それは、
これにつきます。
恋愛中心、相手の時間軸、他の人間関係と疎遠、うっかり仕事をおろそかになる。など、恋愛特有の狭い世界観にはまってしまいがちです。
それはそれで人間味があって良いですし、人生で少しくらい寄り道してしまうのも悪くないものです。
ただ、その恋が終わってしまった時、どうなりましたか?
恋愛特有の狭い世界で生きていたため「彼女を失うことで、自分の全てを失った」ような絶望感に陥ってしまった。
と、こうなったと思います。
アラサー以上にもなれば恋愛に対する真剣味も深かった事でしょう。「次があるさ」と簡単に自分を慰める余裕はないかもしれません。
しかし、ここからがマインドセットの重要な部分になります。
次に進みましょう。
恋愛の未来は、別れるか結婚するかの2択
恋愛で失敗した人、立ち直れない位に傷ついている人。こう考えましょう。
恋愛の未来 = 別れる or 結婚する
この2択です。
もちろん多様化が謳われる世の中ですから、別れも結婚もなく「恋愛関係を継続」するカップルもいます。しかしこのタイプは稀ですよね。何十年も恋愛関係のまま、死ぬまでこのスタンスを取るカップルはほとんどいません。
「2択しかない恋愛の未来」は、どちらかに傾きます。恋愛の終わりは2択中の片方へ進んだだけなのです。
いかがでしょう、失恋後のマインドセット。お分かりいただけましたか?
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さて、恋愛に傷つくと「恋」って何?恋愛とはなんぞや?とマインドセットのついでに哲学的な思考がふとよぎるものです。
端的にいえば、恋愛は相手との呼吸の一致です。次で解説しますね。
恋愛とは「呼吸の合う人」を探す旅

恋愛がうまくいかなかったとき、多くの人は「自分が悪かった」「魅力がなかった」と思いがちです。
しかし実際のところ、恋の失敗の多くは「調整ミス」なんです。どういうことか、説明しますね。
フラれたのは「拒絶」ではなく「調整ミス」
ここで言う「調整ミス」とは以下のとおりです。
つまり、どちらが悪いわけでもなく、呼吸のタイミングが違っていただけのこと。
なので、うまくいかなかった恋を「相手がら拒絶された」と受け取るのではなく、「噛み合わなかった関係」として整理すれば少し心が軽くなりませんか。
恋愛は呼吸の合う人を見つける旅です。
その旅が一度転んだくらいで終わるはずがありません。
人生立て直しのステップ3つ

前章までは、恋愛で傷心した後のマインドセットや哲学的なお話でしたね。
では次にいきましょう。
恋愛に傷付いた人が、これからどう自分を立て直すか?です。
どんなに知識やマインドセットの方法を取り入れても、「未来への行動」が共なっていなければ人生は停滞したままです。
① 痛みを「情報」に置きかえよう
前述しましたが、とことんクヨクヨして過去を突き詰めるうちに飽きてきて考えなくなる。これが傷心脱却への意外な近道です。
とはいえ失敗の記憶は、時間が経っても時々「痛みの感情」として復活するかもしれません。特に失恋後しばらくは、この感情が不意に出てきたり引っ込んだりを繰り返すはず。
しっかりクヨクヨしましょう!と言いましたが、せっかく考えるならドライに賢くです。
どういう事かと言いますと、
ちょこちょこ復活する感情は「情報」として処理しましょう。
始めはそんな気分にはなれないと思いますが、
不思議なことに、冷静に言語化してみるだけで感情のトゲは少しずつ抜けていきます。
なんならメモを取るなどして「客観的」に自分を研究材料にする感覚でいきましょう。
② 自分の世界を取り戻そう
恋愛に夢中になると、つい相手中心の生活になりがちです。しかし1人になった今、「自分の世界を取り戻す」ができました。
恋愛のデメリットは「世界が狭くなること」です。これからは行きたかった場所に行く。好きな服を着る。仕事に集中する。などなど。
恋愛以外の部分が整うと、不思議と心に余裕が戻ってきます。
再び立ち上がるには「自分の時間を取り戻すこと」が大切。誰のためでもなく、自分が心地いい時間を増やしていくこと。それが「余裕」につながります。
そして余裕のある人は他者を惹きつける事ができます。
③ 再び誰かを見てみよう
女なんかもう懲り懲りだ!そう意固地にならなくて大丈夫です。人を突き放すのは勿体無いですよ。
「再び誰かを見てみる」こと。これが未来につながります。
とはいえ、新しい恋をわざわざ探さなくてもいいんですよ。街で気になる人を見かけたら、「いいな」と思うだけでOK。少しずつ「恋をする感覚」を思い出していけたらもう安心。
人を拒絶して、心が石になってしまうと恋愛だけでなく人生そのものが前に進みません。
煩悩が心を安らかにする
もし先々で、ふと「あの子かわいいな」とか「スタイルいいな」など、煩悩が顔を出し始めたら立ち直りの一歩です。
気になる人がいたら軽く声をかけてみましょう。「笑顔で挨拶してみる」などでいいんですよ。
相手の反応を期待するのではなく「自分がどう感じるか」を観察してみる。それだけで恋愛の感覚も自然に戻ってきます。
さいごに:モテる人=立ち直るチカラがある人

恋愛に強い人、いわゆるモテる人というのは失敗しない人ではありません。
恋愛に強い人は立ち直る力を持っている人です。モテる人も結構フラれていて七転び八起きしています。
勢いよりも回復力
若い頃は勢いで恋をして、傷ついても時間が癒してくれましたよね。でも大人の恋愛は、勢いよりも「回復力」が試されます。
どんなに傷ついても、「それでももう一度、人を信じてみよう」と思えるかが重要。恋愛は「人生を動かすためのもの」です。
人の痛みを知ったあなたはきっと人に優しくなれたはずです。転んで当然なので起き上がりましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、恋愛で失敗して立ち直れない男性に向けて、再出発するためのマインドセットを語りました。
記事をまとめますね。
■ 傷心脱却への近道
飽きるまで過去を突き詰めたら、疲れてきて「別にもういいや」という気分になれます。
小休止したら未来を見ましょう。恋が終わった今、自分の時間を取り戻すチャンスです。
■ 恋愛とは呼吸の一致
タイミングのズレや距離感のちがい、人生観の不一致。これが重なれば調整ミスが起きて呼吸が合わなくなります。それは終わるべくして終わった恋愛なのです。
■ 人生の立て直しが最重要
- ① 痛みを「情報」に置きかえよう
- ② 自分の世界を取り戻そう
- ③ 再び誰かを見てみよう
もう一度本文を読み返して未来に進みましょう。
■ モテる人=立ち直るチカラがある人
モテる人も七転び八起きなんです。常に勝ち続けているわけではありません。勢いよりも回復力を身につけましょう。
というわけで記事は終わりです。
皆さん、とことん深く悩んでください。堂々巡りに疲れてきたら小休止。呼吸を整えて未来に進みましょう。
良い人生を、れいかより。
