
こんにちは!
執筆者のれいかです。
↓ 今回のお悩みはこちらになります。

趣味を始めたけど生きがいを感じない!


仕事を頑張っているけど生きがいを感じない!



40代になりました。独身で自由ですが生きがいを感じません。
と、こうした人は必見です。今回は生きがいを感じない「根本的な理由」を徹底解説します。
結論ですが、
人を知り、世の中を知りましょう。
それは心に余裕が広がって「生きやすくなる」ための確かな土台になります。結果をすぐに求めるのではなく、プロセスが生きがいをもたらすのです。
この記事を読むことで、あなたが生きやすくなるためのヒントを拾うことができますよ。
■ 自己紹介
執筆者の私は、「夜のお店のキャスト」として13年間、総接客数15,000人のキャリアを積み上げ、Kindle本の執筆も行いました。
というわけで本サイトで語る内容は、実際に私が多くの体験から得た「生きた答え」をアウトプットしています。
出版物はこちらから確認して下さい。AmazonのKindleページにジャンプします。
生きがいを感じない根本的な理由


さて、「生きがいを感じるためには?」とネットで調べると「仕事や趣味など」の外的要素が主な解答として出てきますよね。
しかし私は違和感を感じています。40代独身男性で「生きがいがない」とまで感じている人たちには「もっと根本的な問題」があるのではないでしょうか。
土台を育てることの大切さ
私は以前、ブログで何か趣味を見つけると良いよと伝えたことがあります。しかし人生をなんとなく生きてきた人が、つまり土台を育てていない人が趣味を始めても生きがいは感じてこないのです。
モテるために筋トレを始めては長続きしなかったり、オタクな活動に時間とお金を浪費しては借金したり、夜のお店に通ってダマされたりです。結局は現実逃避のくり返しでしかありません。
そしてこうも言いました。「誰かの役に立っている」と感じられたら、自分を認めることができて生きがいにつながるよ、と。
これも土台が育っていない人に言っても「誰かの役にたつ」という意識は芽生えないんですよね。物理的なメリットを感じないからです。
花が咲かないどころか......
これを読んでいる皆さんはおいくつでしょうか?実は30代後半くらいになると新たな土台作りが難しくなってきます。若い人より心身のエネルギーをかなり消費するんです。
と言いますのも、年齢を重ねると変化する努力よりも「このままの自分」でなんとなく生きる方が楽になってくるからです。たとえ貧しくても、将来の孤独死を感じていても、です。
土台が育たなければ花が咲かないどころか、種を植えても育ちません。これを人の生き方に例えると恐ろしいですよね?
そんなのはヤダ!と感じる人はこのまま読み進めてください。
生きがいがない40代独身男性、どんな土台が育っていない?
若い頃ってのは自由が心地いいものですが、一生快適な思いが続くわけではありません。自分で選んだ自由な独身生活のに、40代くらいになれば、ふと「生きがいがない」と一抹の寂しさが襲ってくるのです。
こうした男性が人生に「生きがいを感じたい」としたら「自分に革命を起こす」つもりで臨むしかありません。
大袈裟だと思いましたか?これね、ほんと大変なんですよ。
では、彼らにはどんな土台が育っていないのでしょうか?これが分かれば自分革命の大きなヒントになります。
これをクリアすることは、何十年も枯渇した土壌を耕すことから始めることと同じです。ハードモードだと言っておきましょう。
しかし逆に言えば、この3つをクリアすることで土台は育ちます。そこからは面白いほど人生がイージーになっていくので頑張り甲斐があると思いませんか?
では上の3つを順番に解説、そして打開するための提案をお話ししますね。
土台が無い人❶ 自分を育てる視点


なんとなく人生を歩んできた人は「自分で何かを育てる」という視点がありません。
たとえば、就職は学校の流れでなんとなく。仕事は上司の言う通りにこなし、趣味も流行や友人の影響で始めてみたものの、飽きればすぐやめてしまうとか。もちろん恋愛も受け身で、自分からアクションを起こした経験が少ないものです。
こうして、人生の多くを「受け取る側」として生きてきた人は、自分の手で何かを育てる、責任を持って継続する、といった視点に触れる機会がほとんどなかったと言えるでしょう。
しかしこれって、単なる「無気力」ではなく、もっと深いところに問題が眠っているのだと思えてなりません。
それは「育てる感覚」そのものを知らないのではないか?というものです。本章ではこれを深掘りしていきますね。
育てる感覚そのものを知らない
さて、「育てる感覚そのものを知らない人生」って具体的にどんな事だと思いますか?
何をするにせよ、何かを育てるには、ある種の覚悟を伴いますよね?
たとえばこんな具合です。
と、こうした姿勢が求められますよね。
これって即効性のある快楽とは真逆の行動だと思いませんか?
なので「今すぐ成果が出ないなら意味がない」と考える人にとっては めちゃくちゃ退屈で、無意味にすら見えるのです。
「生きがい」というのは「時間と手間」をかけることで自分のはたらきには意味があった!と実感できることなんです。
即効性の例
即効性といえば、私の過去の職業柄、次のような行動がすぐに思い出されます。
彼女ができないけどエッチがしたい
↓
風俗に行く
キレイな女性とデートしたい
↓
キャバクラでアフターを狙う
とにかく時間をかける事が嫌いな人にとって、気楽さやタイパの良さで快適だと感じるでしょう。
いかがですか。この繰り返しで「俺は女を知っている」と豪語する人もいるんですよね。笑止。
そう、これは恋愛ごっこ。「おままごと」しかやったことないのに「僕は料理できます」っていうのと同じ世界線です。
しかしこれが長く続きすぎると「こころが空虚」になり、潜在的に「生きがいのなさ」を感じていくのです。
提案:結果ではなく過程を
そう、もうお分かりですよね?
実は「自分が使った時間が反映されるもの」こそが、生きがいの源になるのです。
植物を育てるでも、ペットを飼うでも、何らかの見えない関係性でもいいです。何か「成長の過程」に関わりましょう。
「自分がこの世界に影響を与えている」という実感が生まれることが自己肯定感のきっかけになりますよ。
自分の意思で人生に手をかけよう
何かを選んで育てるという行動は、受け身ではなく「自分で引き受ける」という宣言です。これはカッコいいですね。
だからこそ!最初の一歩は小さくて構いません。観葉植物ひとつでもいいです。その小さな関わりの中に、「自分の意思で人生に手をかける」という感覚が育っていきます。
そしてそれは、今までの自分を静かに取り戻していく行為でもあるのです。
土台が無い人❷ 自己責任を過剰に恐れる


独身を貫く理由には「責任を背負いたくない」というものがあったりします。
たとえば、
- 一歩踏み出して失敗することを極端に恐れる。
- 「選ばなければ失敗しない」と思い込むので、何も始められず時間だけが過ぎる。
若い頃からこうした思考が根付いているため当然結婚なんて考えられないですよね。責任を負うのが怖くて逃げ回った結果、今に至るというものです。
これはどちらかというと、交際経験はあるけれど関係が長続きしなかったり、モテるけれど愛されない人にありがちです。
提案:コツコツと小さな目標をクリアする
責任からの逃げグセは予後が悪いものです。ひたすら逃げ続ければ、究極は「一人の世界に最適化」されます。ただし孤独という悲壮感は副作用が大きいものと考えましょう。
責任が嫌いなあなたは、逃げずに何かをやり遂げる人にならなければなりません。
しかしここで提案する事はすごく簡単です。それは、
小さな目標をたくさん作ってクリアしていく。
「自分で決めたことを実行する」。これも立派な責任行動です。
そして成功体験の積み上げが幸福度を上げるという相乗効果まで期待できますよ。強くおすすめします。
スケールの大きさじゃない、数で勝負!
その目標はスケールの大きさは関係ありません。数で勝負です。
たとえば、次のような感じで良いんです。
こうした身近で生活に根付いた目標をたくさん作ってください。人や社会に対しての責任ではなく、自分自身への責任を作りましょう。
人がバカバカしいと思うような事でもいいんです。ゲーム感覚でたくさんのミッションをクリアしていきましょう。
いずれあなたは「責任グセ」が付いてきて、生き方にメリハリがつくようになります。
これを続けると、もっと大きな目標や「誰かのために役に立つ目標」を建てたくなってきます。そこまで来たら自分革命の入り口に立ったと言えましょう。
土台が無い人❸ 人生観が20代で止まっている


そう、人としての土台がない人は人生観が学生レベルで止まっているのです。
今っぽい言葉で言いますと、自分を最新にアップデートできていない。
これ、どうにかしましょう。説明しますね。
おじさんなのに未だに学生時代の延長
たとえば夜のお店のお客さんには、ずっと年上と会話しているとは思えないほどの「精神性が幼い人」がたくさんいます。
なので、かしこいキャストなら多少バカなフリをして相手を持ち上げるんですよね。じゃないとお客さんは気持ちよく帰れませんから。
こうしたお客さんは頭が悪いのではなく、行動や価値観が未だに学生時代の延長で、自分をアップデートせずにおじさんになってしまっているのです。
同世代についていけないおじさん
趣味の世界や友人関係ならいいでしょう。しかし職場などの大人世代たちの環境には到底入れず、というか居心地が悪くて楽しめません。
たとえば、高校生が親戚のおじさんたちの中に入っても面白くないですよね。それと同じ理屈です。
本来なら年齢に関係なく気の合う相手とだけ楽しめば良いのですが、若い子とばかり遊ぶわけにはいきません。学生レベルと働きたいなら仕事を辞めてマックとかでバイトをするしかないでしょう。
それも現実的ではないので我慢して今の職場に留まるわけですが、その環境が窮屈に思えて仕方がなくなります。とにかく面白くないと。自己肯定感なんて上がるわけもないです。
人としての土台を育てなかったために、とうとう生きがいすら無くしてしまうという運びとなってしまうでしょう。
提案:過去の空白を埋める行動
自分を新しくアップデートするには過去の空白を埋める行動が必要です。
取りこぼしてきた「人としての基礎経験」を、今からでも習得していきましょう。
これは40代からでも間に合います。むしろ、その年齢だからこそ「空白を埋められたよろこび」がすごく気持ちいいものです。楽しみましょう。
では「過去の空白」を少しずつ埋めていくための提案を1つご紹介します。
「誰かと会話する」を経験
目的のない雑談っていいものですよ。「誰かと会話する」を、経験としてやり直してみませんか?
空白の多くは、会話の中での「心の受け渡し」をしてこなかったことに起因しているんです。
たとえばこんな人、多いですよね。
- 言いたいことを話すだけの会話
- 沈黙を恐れて話を埋めるだけの会話
こうした一方通行のおしゃべりではなく、相手の話に興味を持って返して「関係を育てる会話」を意識しましょう。面白いほどに自分が成長しますよ。
じゃあ、自分が成長するための会話ってどうしたら良いんだろう?ここを少し解説しておきますね。
自己成長する会話
会話に語彙力は要りませんよ。自己成長とは、頭が良くなる事でもありません。
会話によって人を知り、世の中を知ったら「視野と理解」が育ちます。これは心に「余裕」をもたらすので土台作りに打ってつけの行動なのです。
方法は簡単です。
- 相手の話に「それってどういうこと?」「初めて聞いた、教えて!」などリアクションを返す。
- スタバや美容室など「話しかけられやすい店」で会話を仕掛ける。
人は共感されたり、自分に興味を持ってもらうと嬉しいものです。相手は気分を良くしてどんどんしゃべってくれるでしょう。
また、スタバや美容室、洋服屋さんでもお肉屋さんでも、なんでも良いです。会話が発生しやすい場所を選ぶと練習になりますよ。
最初は「暑いですね」だけでもOK。慣れてきたら「おすすめありますか?」など、「その場限りの話題」に集中して会話練習ができます。
というわけで、今の生活の中で会話の練習は十分の可能です。たとえひとり暮らしでも、です。
怒りや不安が減る
人と繋がることはストレスを抱えるきっかけになりますが、それを恐れて人との距離を遠ざけてしまうと、誤解や偏見が生まれます。
すると「なぜ自分は報われないんだ」「みんな敵だ」と考えるようにもなっていきますよね。人や社会の事情を知ろうとしないからです。
でも、他人にも事情があることや、世の中の流れや背景があることを知れば、怒りや不安の火種は自然と小さくなると思いませんか?
友達100人作れとか、嫌いな人とまで付き合えなんて言いません。
少し心の扉を開けてみましょう。この一歩があなたを楽にします。
面倒に感じられる他人との会話も、結局は自分の心が楽になるための行動になるというわけです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「生きがいを感じない40代独身男性の根本は人としての土台に難あり」というタイトルでした。
何かヒントは拾えましたか?
さいごにおさらいしましょう。
40代で「生きがいがない」とまで感じている人たちには「趣味や習い事を始めましょう」と言っても気持ちがハマりません。
なぜなら「もっと根本的な問題」をクリアしなければならないからです。
それは、人としての再構築。土台からやり直すことです。
- 自己責任を過剰に恐れる
- 自分を育てる視点
- 人生観が20代で止まっている


「生きがい」というのは「時間と手間」をかけることで育つんだね!
時間や手間は自分のはたらきには意味があった!と実感することができます。



失敗を怖がって逃げるのは責任からも逃げたい現れ!
逃げ続ければ、究極は「一人の世界に最適化」されます。ただし孤独という悲壮感は副作用が大きいもの。



土台がない人は人生観が20代で止まっている。耳の痛い話だな。
やるべきことをやってこなかった。これを埋めていく事で自分をアップデートしましょう。
まずは雑談を楽しむことから始めてみませんか?人との会話で驚くほど発見が見えてきます。
というわけで今回のお話はこれで終わりです。
人を知り、世の中を知りましょう。自分の内側に余裕が広がって「生きやすくなる」ための確かな土台になります。
良い人生を、れいかより。